DIGITAL TRANSFORMATION

株式会社REYONAは、日本国内の中小企業向けにDX(Digital Transformation)の支援サービスを提供しています。
DXと聞くと単に業務のIT化を思い浮かべるかもしれません。確かにIT化はDX全体の一部となりますが、本来の目的は異なります。企業の目指すDX化とは、デジタル化した業務プロセスからデータの収集・分析を行い、業務の効率化や新たなCX(カスタマーエクスペリエンス)を創造することにあります。コロナ渦を皮切りに日本国内でもDXを意識した企業の動きは目立ってきましたが、依然中小企業のDX化に対する意識は低いとされています。
2022年11月の帝国データバンクの調べによると、”DX化に取り組んでいない”と回答した中小企業の割合は約47.7%で意外に低い印象を受けますが、本調査は売上高上位4,992社のなかから2期連続で増益増収に成功している834社を対象としているので母集団は中小企業のなかでも上位ということになります。つまりは中小企業全体で見ると半分以上がDX推進に何かしらの課題や障害を抱えており、取り組めていない状況ということになります。

そこで当社は以下の中小企業様向けにDX支援のサービスを提供しています。

当社はグループ会社を含めて国内外の中小から大手企業まで支援させて頂いており、各企業様の限られたリソース内で最高の価値を提供いたします。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、業務効率化による生産性の向上や新たな顧客体験・価値を創造する目的で取り組まれます。
そのためDXの推進には「DXの目標設定と課題の明確化」「Digitization(デジタイゼーション)」「Digitalization(デジタライゼーション)」の3段階で準備が必要となります。特に「デジタイゼーション=DX」と勘違いされがちですが、デジタイゼーションとはDXの準備フェーズであり、広義的にはDXの一部と言えます。
ただし、各フェーズや境界に厳密な定義はなく、以下はDXの一般概略です。

DXデジタルトランスフォーメーション推進の準備段階
DX推進の段階

目標設定と課題の明確化

目標・目的・ビジョンの設定

DX化で生産性が向上した先にある未来や新たに創る価値を考えて具体的に目標設定

課題の明確化と整理

IT化で効率化を図れるアナログ業務や部署ごとに個別管理している業務等の課題を抽出

共有と計画

会社全体でDX推進の目標や課題を共有して人事整備や予算計画を基にスケジュールを作成

Digitization
デジタイゼーション

社内業務のデータ化

デジタル管理の環境を整備して社内の業務書類をデータ化

業務のデジタル化手法を検討

各アナログ業務をデジタル化するためのツールやシステム導入を検討

デジタル化の移行

デジタル化のツール・システム導入と運用ルールの作成をして社内教育

Digitization
デジタイゼーション

業務プロセスのデジタル化

個人・部署間の業務プロセスやワークフローのデジタル化

運用と改善

各業務と業務プロセス全体におけるデジタル化の効果や進捗を検証・改善

DX
デジタルトランスフォーメーション

デジタル化で社内に蓄積したデータを活用してDX推進の目標達成度を検証したり、事業改革のアイディアや新しい価値の提供に繋げる

DX推進の準備段階には様々な分野のノウハウや技術が要求されるため、依頼する企業選定が非常に重要となります。
特に日本国内のDX支援に関わる企業の多くはそれぞれ特定のフェーズや専門領域に特化しておりますので、自社のDXには何が必要かを検討して支援事業者の選定をしてください。

株式会社REYONAは、デジタル環境の整備やアナログ業務のデジタル化を得意領域としており、主にDigitization(デジタイゼーション)全般とDigitalization(デジタライゼーション)における支援をさせて頂きます。

ITを活用した業務改善の経験が豊富

当社グループでは2017年以来、様々な業界の中小から大手企業に対してITを活用した業務改善事業を提供してきました。企業の業務改善には、現状業務を正確に把握して課題を発見するための業務調査や分析のノウハウが必須となります。そして課題の整理と原因の特定を通し、ITを活用することで改善される課題の検討やITツールの導入を行います。特に企業のデジタイゼーション推進には同様のアプローチが必要となります。

当社を選ぶ理由1

国内外のITツール検討と導入が可能

デジタイゼーション推進にはITツールの導入は欠かせません。ただ、国産の業務系ITツールは初期費用やランニングコストが比較的高いことも多く、特に中小企業は予算と仕様のミスマッチがたびたび発生します。一方、海外の業務系ITツールは選択肢が広く、選定や導入の難易度は上がりますが、顧客ニーズに合った最適なツールを導入できる可能性が高くなります。
当社ではグループ会社と連携して顧客の予算や業務で必要とされる仕様を考慮し、世界中のITツールを検討して導入頂けます。

当社を選ぶ理由2

費用を抑えて迅速なシステム開発を実現

企業のユニーク(独特)な業務やプロセスのデジタル化には、業務システムの開発やインテグレーションが必要となります。特に既存のITツールでは対応しきれない業務のデジタル化が対象となります。また、既に使用している業務系ツールを他部署の別システムに連動する場合、システム間のインテグレーションだけでなく、それぞれ独立した業務プロセスの一部を統合することも必要となります。
当社グループでは日系大手企業の海外支社や外資系企業に対して豊富な業務システムの開発やインテグレーションの経験、実績があります。

当社を選ぶ理由3
  • 社内にネットワークを構築して、各従業員が個々に管理しているファイルを、社内全体で共有管理したい
  • OCRを導入して煩雑になった書類の整理やデータ化をしたい。また、運用環境の整備や今後の運用ルールの策定をしたい
  • 社内のコミュニケーションツールを検討して導入したいが、適任の従業員がいない
  • 勤怠データと給料計算を連携させて給与明細を自動で発行したい
  • 受発注データと会計システムを連携させて月次レポートの集計と作成を自動化したい
  • 契約書の電子化や稟議書の申請・承認プロセスなどバックオフィス業務をデジタル化したい
  • 人手が足りない業務や人件費の負担が大きいアナログ業務をデジタル化して業務効率の向上とコストの削減をしたい
  • 各部署で別々のシステムやソフトウェアを使用しているため、共通システムやシステム間の連動をしたい
  • 既に製品化されているITツールやソフトウェアの導入と、自社に合った仕様にカスタマイズしてほしい
  • 自社の要件や仕様を満たす独自の業務システムを開発したい。またERPシステムの導入をサポートしてほしい

DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進には、業務データの集約と活用が必要不可欠です。そのため業務プロセス全体のデジタル化は、DX推進の目的や目標を考慮して設計することが大切です。単に業務ツールの導入1つ挙げてもDX推進の方向性により選定や導入方法は異なります。
そこで当社は以下5つのフェーズもしくは必要な工程の一部を基本としてDX推進の支援させていただきます。

STEP1
現状把握と課題のヒアリング

現状把握と課題のヒアリング

  • 業務のデジタル化に取り組む目的や背景
  • 現在表面化している課題の明確化
  • 現状の業務内容や業務プロセスの把握
STEP2
現状の業務分析

現状の業務分析

  • 業務プロセス全体の課題整理と原因の特定
  • デジタル化の改善効果や統合プロセスの検討
  • 現在使用しているツールやシステムの調査
STEP3
デジタル化要件の定義・設計

デジタル化要件の定義・設計

  • KPI(生産性や業績連動)やCXの検討と定義
  • 導入ツールの選定や運用方針の検討
  • ジャーニーマップやスケジュールを作成
STEP4
導入・開発・インテグレーション

導入・開発・インテグレーション

  • 各種ITツールの設定や開発など導入準備
  • 既存の業務プロセスに各ツールを導入
  • 運用方針の最終確認と従業員の教育
STEP5
運用支援・サポート

運用支援・サポート

  • デジタル化業務の定着支援
  • 業務プロセスのモニタリングと改善
DX(デジタルトランスフォーメーション)推進